海外旅行の準備

ニュージーランド入国と旅行の準備

出発前にNZeTAと観光税(IVL)を。食品の申告と、季節が日本と逆になることまで確認

まず知っておくこと

ビザ

不要(観光など3か月以内)

日本はビザ免除国で、3か月未満の滞在なら事前にビザを取る必要はない。到着時に訪問者ビザが与えられる仕組みで、そのためには出発前にNZeTAを取得しておく必要がある。

ビザなし滞在

1回3か月まで

NZeTAでの訪問は1回につき3か月まで。複数回訪れる場合も、出国予定日からさかのぼる12か月間で合計6か月を超えて滞在することはできない。

パスポート残存

出国予定日から3か月以上

移民局は、旅券がニュージーランドを出る予定日から少なくとも3か月有効であることを求めている。NZeTAは申請に使った旅券と同じものでなければ使えない。

渡航認証

要(NZeTA+観光税IVL)

NZeTAの手数料は公式アプリでNZD17から(ウェブ申請はアプリより高い)。これとは別に、移民局の料金表では観光税(IVL)が2024年10月1日から1人NZD100とされ、NZeTAの申請時に一緒に支払う。NZeTAの有効期間は2年間で、審査には最大72時間かかる。

通貨

ニュージーランド・ドル(NZ$)

NZ$10,000以上(外貨は相当額)の現金を持ち込む・持ち出す場合は申告が必要。

時差

日本より3時間早い(夏時間は4時間)

ニュージーランド標準時はUTC+12。9月最終日曜から翌年4月第1日曜までは夏時間(UTC+13)になる。日本はUTC+9のため、時差は3時間、夏時間の間は4時間。

プラグ・電圧

230V(プラグ形状は未確認)

家庭用の標準低圧は230Vと規則で定められている(2025年11月から許容幅は±10%)。周波数とコンセントの形状は政府の一次情報で確認できなかったため、変換プラグは出発前に形状の表示を見て用意する。

危険情報

危険情報の発出なし(2026年10月時点)

外務省海外安全ホームページは、ニュージーランドについて「現在、危険情報は出ておりません」としている。中東情勢を受けた注意喚起(2026年7月21日)など、複数の国にまたがる広域情報は別に出ている。

上の表の出典(10 件)を見る

最終確認 2026-10-10

3か月前

パスポートの残存期間

旅券は、ニュージーランドを出る予定日から少なくとも3か月有効でなければならない。期限が近い旅券だと、出発空港でチェックインを断られることがあると移民局は案内している。

NZeTAは申請に使った旅券にひも付き、渡航には必ず同じ旅券を使う。旅券の情報と申請内容が一致していないと搭乗できないことがあるので、氏名や番号は旅券のとおりに入力する。

出典

ビザと渡航認証

日本の旅券なら、3か月未満の観光などにビザは要らない。代わりに出発前にNZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)を取得し、入国時に訪問者ビザを受ける。12か月間で合計6か月を超えて滞在することはできない。

NZeTAは移民局の公式サイトか公式アプリで申請する。手数料はアプリならNZD17からで、ウェブ申請はアプリより高い。審査には最大72時間かかることがあるので、余裕をもって申請する。有効期間は2年間で、その間は何度でも入国できる。

NZeTAとは別に、観光税(IVL)を申請時に一緒に支払う。移民局の料金表では、2024年10月1日から1人NZD100とされている。入国時には滞在費として月NZD1,000(宿泊費を前払い済みなら月NZD400)以上と、出国のための航空券を示すよう求められることがある。

出典

予防接種と健康

ニュージーランドに特有の風土病はなく、入国にあたって定められた予防接種もない。厚生労働省検疫所は破傷風の予防接種を挙げ、日本国内の定期予防接種は済ませておくよう案内している。

水道水はそのまま飲めるが、濁っている地域もある。湖や池、川の水には寄生虫がいることがあるので、そのまま飲まない。マウント・クックへの登山など標高の高い地域に行く場合は高山病への備えが要る。

出典

1か月前

海外旅行保険

ニュージーランドでは一般に医療費が高く、公立病院でも高額の費用がかかる。歯科治療を含む医療費は日本に比べてかなり高い。

交通事故などのけがには、法律に定められた補償制度(ACC)から治療・入院費が支払われるが、外国人の場合はニュージーランド滞在中の費用に限られ、死亡時の補償金も日本に比べてかなり少額。外務省はこれを踏まえて海外旅行保険への加入を勧めている。

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通信(eSIM・SIM・Wi-Fi)

入国する人は全員、入国審査の前にニュージーランド旅行者申告(NZTD)を済ませる必要がある。専用サイトかNZTDアプリで申告でき、旅券をeゲートで読み取ると自動で照合されるので、印刷は要らない。到着前に通信できる状態で済ませておくと空港で慌てない。

チェックインの際にはNZeTAの確認メールを手元に用意しておく必要がある。現地では日本の携帯電話会社の海外ローミングか、eSIM・プリペイドSIMを使う。

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たびレジと在留届

3か月未満の旅行なら「たびレジ」への登録が外務省から勧められている。滞在先の安全情報が日本語のメールで届き、地震などの災害が起きたときに大使館などが安否確認をする際にも使われる。

3か月以上滞在する場合(ワーキングホリデーを含む)は在留届の提出が必要で、在ニュージーランド日本国大使館、在オークランド日本国総領事館、在クライストチャーチ領事事務所のうち管轄の公館に、在留届電子届出システム(ORRネット)から提出できる。

出典

1週間前

お金と支払い

通貨はニュージーランド・ドル(NZ$)。NZ$10,000以上(外貨は相当額)の現金や小切手などを持ち込む・持ち出す場合は、Border Cash Report を出す必要がある。オンラインでは渡航の72時間前から提出でき、紙でも出せるが、どちらの場合も到着時に税関職員と話す必要がある。申告しないことは刑事罰の対象で、現金を差し押さえられることもある。

入国時の税関・検疫の手数料(border processing levy)は、航空券を買うときに料金に含まれている。

何人かで行く旅行で、現地の通貨やカードで立て替え合ったときは、旅行の割り勘計算で、円にそろえて精算する方法を説明しています。

出典

  • ニュージーランド税関(New Zealand Customs Service)/Border Cash Report(2026-10-10 確認)
  • ニュージーランド税関(New Zealand Customs Service)/Travel by air(2026-10-10 確認)

電源プラグと電圧

家庭用の標準低圧は230Vと規則で定められており、2025年11月の改正で許容幅が±10%に広がった。日本の100V専用の家電をそのまま使うと故障の原因になりうるので、充電器や家電の対応電圧(INPUT表示)を確かめておく。

周波数とコンセントの形状については、政府の一次情報を確認できなかった。変換プラグは、出発前に形状の表示を見て用意する。

出典

気候と服装

ニュージーランドは南半球にあり、季節が日本と逆になる。いちばん暑いのは1〜2月、いちばん寒いのは7月。南北に長く、南へ行くほど寒い。年間の気温差は日本ほど大きくないが、一日の中の気温差が大きい。

夏(12〜2月)でも気温が30度を超えることはまれだが、晴れた日の日差しと紫外線は強く、外務省は帽子、日焼け止め、サングラス、水筒の用意を勧めている。日本と同じく地震の多い国で、2011年2月のクライストチャーチの地震では多くの日本人が被害に遭った。

服装のほかに何を持っていくかは、旅行の持ち物リストで、海外・日数・季節に合わせて確かめられます。

出典

持ち込みと持ち出しの制限

食品(生・乾燥・加工・包装済みを問わない)、植物や種、木製品、動物や動物製品、伝統薬・ハーブ薬、使用済みの靴やスポーツ・アウトドア用品は、すべてNZTDで申告する。迷ったら申告して検査を受けるか、空港の廃棄箱(amnesty bin)に捨てる。申告しなかったリスク品が見つかると、罰金や訴追の対象になる。

外務省によれば、入国時には全ての荷物がX線で検査され、探知犬もいるので、手荷物の中の食品も簡単に見つかる。催涙スプレーは武器とみなされ、持ち込めない。主な免税範囲は次のとおり(酒・たばこは17歳以上)。

  • 酒類:ワインまたはビール4.5リットル、加えて1本1.125リットルまでの蒸留酒・リキュール3本
  • たばこ:紙巻たばこ50本、または葉巻・たばこ製品50g
  • その他の物品:合計NZ$700まで(同行者と合算できない)
  • 現金など:NZ$10,000以上は申告

出典

現地で

現地の移動

車は日本と同じ左側通行だが、「ラウンドアバウト」と呼ばれるロータリー式の交差点では右から来る車が優先になる。外国人が運転する車がここで事故を起こしたり巻き込まれたりする例がよく報道されているので、行き先の交通事情を事前に確認する。

車を離れるときは、車内に貴重品や手荷物を置いたままにしない。短時間でも窓を閉め、ドアとトランクに鍵をかける。観光バスから離れるときも同じ。

出典

マナーとタブー

先住民マオリの集会所「マラエ」は神聖な場所とされ、土足での立ち入りは禁じられている。女性が参加できない行事や、写真撮影を嫌がる行事・場面もあるので、撮る前に確認する。

平等主義が徹底しており、特権を振りかざすような態度には強い反発がある。人権やセクシャル・ハラスメント、家庭内暴力への関心が高く、日本では許容されがちな言葉遣いや、しつけと称して子どもを叩く行為も、目撃した市民の通報で告発の対象になりうる。

カジノへの入場は20歳以上で、年齢が分からない場合は身分証の提示を求められる。

出典

治安と多い手口

外務省は「ニュージーランドは安全である」と過信しないよう呼びかけている。飲酒がらみの暴行・傷害、置き引きや車上ねらい、空き巣などの窃盗、電話やSNSを使った詐欺が多く、性犯罪の発生率も日本に比べて非常に高い。違法薬物や、ギャングと呼ばれる犯罪組織の抗争も問題になっている。

日本人旅行者は現金を多く持ち歩いていると見られやすいとして、貴重品は身につけて必要以上の現金は持たない、ホテルではセーフティーボックスを使う、空港やホテルのロビー、レストランでは手荷物から目を離さない、夜間の一人歩きは避ける、といった対策が挙げられている。

2026年10月時点で、外務省はニュージーランドについて危険情報を出していない。

出典

緊急時の連絡先

警察・救急・消防は共通で111。犯罪の被害に遭ったら、すぐに警察に届け出る。

日本の在外公館は、ウェリントンの大使館、オークランドの総領事館、クライストチャーチの領事事務所の3か所。

  • 警察・救急・消防:111
  • 在ニュージーランド日本国大使館:Level 18, The Majestic Centre, 100 Willis Street, Wellington/04-473-1540
  • 在オークランド日本国総領事館:Level 15, AIG Building, 41 Shortland Street, Auckland/09-303-4106
  • 在クライストチャーチ領事事務所:12 Peterborough Street, Christchurch/03-366-5680

出典

調べたことは、そのまま旅程にしておくと出発前に見返せます。TRAVIO はアカウントなしで作れて、リンクを送れば同行者も同じものを見られます。

ニュージーランドの旅程をつくる

このページについて

日本と渡航先の政府機関が公開している情報をもとに、TRAVIO が日本語で要約したものです。公式の案内ではありません。各節の出典を加工して掲載しています。入国の要件や手続きは予告なく変わるため、出発前に必ずリンク先の公式ページで確かめてください。