海外旅行の準備

グアム旅行の準備

ESTAとグアム-北マリアナ諸島査証免除、どちらが自分に当てはまるか。時差は本土と別

まず知っておくこと

ビザ

不要(条件あり)

日本国籍者は査証なしで入国できるが、90日以内の商用・観光目的なら米国査証免除プログラム「ESTA」、45日以内の短期渡航なら「グアム-北マリアナ諸島査証免除プログラム(G-CNMI ETA)」のいずれかの手続が必要。90日以上の滞在や公務目的では米国査証がいる。

ビザなし滞在

45日または90日(制度による)

G-CNMI ETAでの入国は45日が上限で延長は認められない。ESTAでの入国なら90日まで滞在できる。ESTAでの入国のつもりでG-CNMI ETAも申請してしまうと、G-CNMI側の入国とみなされ45日を超える滞在ができなくなる点に注意。

パスポート残存

滞在予定期間中、有効であればよい

多くの国が求める「入国時点で残存6か月以上」というルールについて、米国は日本を適用除外国に指定しており、グアムも同じ扱いになる。滞在予定期間の終了時までパスポートが有効であれば入国できる。

渡航認証

ESTAまたはG-CNMI ETA

2024年11月29日に紙の様式「I-736」は廃止され、電子申請のG-CNMI ETAに一本化された。申請は搭乗7日前までが目安で、遅くとも5日前までの取得が案内されている。米国本土向けのESTAとは別の制度で、申請先も異なる。

通貨

米ドル(USD)

米国本土と同じ米ドルが使われている。

時差

日本より1時間進んでいる

グアムの標準時はチャモロ標準時(UTC+10)で、サマータイムはない。米国本土とは別の時間帯になる。

プラグ・電圧

米国本土と同じ120V・60Hz

グアムは米国と同じ電力の規格を使っており、標準的なコンセントは120V。プラグの形状(平型2ピンのAタイプ、接地ピン付きのBタイプ)についてグアム政府や米国政府の一次情報は確認できておらず、電圧のみ米国エネルギー省の一次情報にもとづく。

危険情報

危険情報の発出なし(2026年8月時点)

外務省海外安全ホームページはグアムについて「現在、危険情報は出ておりません」としている。ただし観光客を狙った窃盗・強盗は多く、防犯対策は別途必要。

上の表の出典(10 件)を見る

最終確認 2026-08-24

3か月前

パスポートの残存期間

多くの国が求める「入国時点で残存有効期間6か月以上」というルールについて、米国は日本を適用除外国に指定しており、グアムも同じ扱いになる。日本国籍者は、滞在予定期間の終了時までパスポートが有効であれば入国できる。

とはいえ有効期限が近い場合は、台風による欠航などで帰国が延びる可能性も考えておくと、余裕を持った有効期間のパスポートで渡航しやすい。

出典

ビザと渡航認証

グアムへの入国には旅券と電子税関申告書(EDF)のほか、米国査証・ESTA・G-CNMI ETAのいずれかが必要になる。90日以内の商用・観光目的なら米本土と同じ「ESTA(電子渡航認証システム)」が使えるが、これとは別に、グアム-北マリアナ諸島連邦だけで使える査証免除制度もある。

日本国籍者は、G-CNMI VWP加盟航空会社を利用して45日以内の商用・観光目的で渡航するなら、米国査証やESTAを取得していなくても「G-CNMI ETA」(無料)で入国できる。2024年11月29日に紙の申請様式「I-736」は廃止され、現在は電子申請のみ。搭乗7日前までの申請が推奨され、遅くとも5日前までの取得が案内されている。

ESTAで入国するつもりでG-CNMI ETAも申請すると、G-CNMI VWPでの入国とみなされ45日を超える滞在ができなくなる。45日を超えて滞在したい場合は、G-CNMI ETAではなくESTAで入国する旨をあらかじめ整理しておく必要がある。G-CNMI VWPで入国した場合、ESTAに登録していても滞在の延長はできない。90日以上の滞在や公務目的の場合は、駐日米国大使館で適切な米国査証を取得する。

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予防接種と健康

入国のために接種が義務づけられているワクチンはない。厚生労働省検疫所は、A型肝炎・B型肝炎・破傷風の接種を渡航者に勧めている。

過去にサイパンやグアムで日本脳炎の患者が報告されているほか、デング熱のリスクもあるため、蚊に刺されない対策が基本になる。生の魚介類を食べる時期や場所には注意し、水道水は石灰分が多いため市販のミネラルウォーターの飲用が勧められている。

グアムには日本人向けクリニックがあるが、専門科の人材や医療機材は米国本土ほど充実していない。重度の疾患では日本への緊急移送が必要になる場合があるため、旅行者・滞在者を問わず、十分な補償内容の海外旅行保険への加入が強く勧められている。

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1か月前

海外旅行保険

外務省は、海外旅行中は十分注意していても事故や事件に遭う可能性が消えるわけではなく、慣れない環境で体調を崩すこともあるとして、海外旅行保険への加入を勧めている。グアムは医療体制が本土ほど整っておらず、重度の疾患では日本への緊急移送を要することもあるため、その費用も踏まえて検討する。

保険では治療費・入院費のほか、緊急移送や帰国のための交通費、盗難の補償、他人にけがをさせた場合の賠償責任などがカバーされる。クレジットカード付帯の保険で代える場合は、補償の上限額や、けがや病気の原因によっては対象外になる条件がないか、出発前に確認しておく。

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通信(eSIM・SIM・Wi-Fi)

グアムで観光客がプリペイドSIMやeSIMを契約する際の登録義務について、包括的にまとめた政府の一次情報は見当たらない。空港到着ロビーや市中の携帯電話会社の店舗で契約できる窓口が複数あり、パスポートの提示を求められるのが一般的とされている。

日本の携帯電話会社の海外ローミングプランをそのまま使うか、到着後に現地の窓口でプリペイドSIM・eSIMを購入するかは、料金と滞在日数を見て選ぶとよい。台風で通信・電力インフラが止まることもあるため、オフラインでも見られる地図や連絡先の控えを別途用意しておくと安心。

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たびレジと在留届

3か月未満の旅行なら「たびレジ」への登録が外務省から勧められている。渡航先や日程を登録しておくと、出発前や滞在中に台風など現地の安全情報が届き、事件や事故、自然災害に巻き込まれた際に在ハガッニャ日本国総領事館からの支援を受けやすくなる。

一方、3か月以上グアムに滞在する場合は、旅券法第16条にもとづき在留届の提出が義務になる。現地到着の90日前からオンラインで提出でき、氏名や滞在先住所、緊急連絡先などを登録する。

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1週間前

お金と支払い

通貨は米ドル(USD)で、米国本土と共通。カードでの支払いが広く使え、多額の現金を持ち歩く必要は薄い。

通貨の持込みに制限はないが、合計1万米ドル相当額以上の現金や有価証券を持ち込む・持ち出す場合は税関への申告が必要で、虚偽申告や無申告は没収などの処罰の対象になり得る。

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電源プラグと電圧

グアムは米国本土と同じ電力規格で、標準的な電圧は120V。日本の100V専用の家電(ドライヤーなど)をそのまま使うと故障の原因になるため、変圧器が必要になる。スマートフォンやノートパソコンの充電器は100〜240V対応のものが多く、その場合はプラグの形状さえ合えばそのまま使える。

コンセントの形状について、グアム政府や米国政府の一次情報は確認できていない。米国本土と同じ平型2ピン(Aタイプ)や接地ピン付き3ピン(Bタイプ)が広く使われているとされるが、変換プラグが必要になる場合に備え、現地の家電量販店や空港の売店でも入手できる。

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気候と服装

グアムは高温多湿な亜熱帯気候で、年間の最高気温はおよそ32度、最低気温はおよそ21度で推移する。6月から12月頃にかけては雨期にあたり、短時間に非常に強く降るスコールが多くなる。

ミクロネシア近海で発生する台風がグアム付近を通過することがあり、2023年5月には20年ぶりの大型台風が上陸して水道・電力が長期間停止し、空港も閉鎖された。2026年4月にも台風が通過し、断水や停電、倒木による交通障害が発生している。渡航前後は台風情報を必ず確認し、水や非常食、カセットコンロなどを備えておくと安心。

屋内は冷房が強く効いている施設も多く、屋外との温度差で体調を崩しやすいので、羽織れる上着を1枚持っておくと過ごしやすい。

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持ち込みと持ち出しの制限

麻薬・大麻・その他の禁じられた薬物類、銃器類、爆発物、火薬、食肉および食肉加工品は持込みが禁じられている。動物の持込みには許可が必要で、果物・植物・肉類・動植物製品(べっ甲製品は持込禁止)は厳しく審査され、場合によっては没収される。

無税で持ち込めるのは、成人の場合で酒類1ガロン(約3.7リットル)まで、紙巻きたばこ1,000本または5カートンまで。喫煙が認められるのは21歳以上に限られる。

2021年6月からデジタル税関申告書が導入されており、到着72時間前からグアム税関の専用サイトで入力し、入国審査時に提示するQRコードを発行しておく必要がある。

合計1万米ドル相当額以上の現金や有価証券を持ち込む・持ち出す場合は申告が必要で、虚偽申告や無申告は没収などの処罰の対象になり得る。

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現地で

現地の移動

グアムは車社会で歩行者が少なく、歩行者の有無を確認しない運転者も見られる。赤信号でも交差点によっては車両が右折できるため、歩行者信号が青でもすぐには渡らず、右折してくる車に注意する必要がある。斜め横断など歩行者側に交通違反があると、人身事故でも歩行者側に賠償責任が生じることがある。

入国後30日間は日本の運転免許証で運転でき、国際運転免許証も同じく入国から30日間のみ使用できる。飲酒運転への処罰は重く、事故を起こした場合は車両を動かさずにその場で警察に通報する必要がある。事後報告では事故証明が発給されず、保険が使えないことがある。

美しい海でのダイビングはグアムの魅力のひとつだが、水難事故を防ぐためインストラクターの指示を守り、無理をしないことが必要。飲酒しての遊泳やマリンスポーツは避ける。

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マナーとタブー

グアムは1941年12月から1944年8月まで旧日本軍に占領された歴史があり、80代以上の住民にはその記憶が残っている。米軍が奪還した7月21日は「解放記念日」として祝日になっており、盛大なパレードが開かれる。歴史に関する言動には配慮が必要。

現地のチャモロ人のほか、フィリピン系や日系、韓国系、中国系、太平洋諸島出身者など多様な人々が暮らしている。旅行者が水着のまま道路を歩いたり買い物をしたりするのは市民のひんしゅくを買うだけでなく、特に女性は犯罪を誘発するおそれもあるため、公共の場では節度ある服装を心がける。

大晦日の夜から元日の明け方にかけて、拳銃を発射して新年を祝う(法律違反の)習慣が一部にあり、流れ弾で死傷する可能性があるため、この時間帯の外出はできるだけ控えたほうがよい。

2019年4月から、21歳以上の成人による娯楽用大麻の使用が条件付きで合法化されている。ただし日本の大麻取締法は国外での行為にも適用され得るため、日本国籍者は大麻に手を出さないよう外務省が呼びかけている。

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治安と多い手口

グアム警察によると、島内の犯罪認知件数は14,832件(2023年)で、うち約4割の6,555件が窃盗などの財産犯罪。拳銃を使った殺人や強盗、刃物による傷害、性犯罪など凶悪事件も多く、日本より犯罪に巻き込まれる可能性は高い。観光客を狙った犯罪も多く、ビーチでの置き引きや、通称ホテルロード・人気のない路地での強盗・ひったくり、駐車場での車上ねらいが報告されている。

2024年1月には夜間のガンビーチ付近で旅行者が金品を奪われ射殺される強盗殺人事件が発生した。深夜の外出はできるだけ避け、昼間でも人気のない場所や路地には近づかない。多額の現金やパスポートは持ち歩かず、ホテルのセキュリティボックスを利用し、車を離れるときは短時間でも施錠して貴重品を残さないことが基本的な対策になる。

万が一強盗やひったくりに遭った場合、拳銃や刃物で重大な結果を招くおそれがあるため、抵抗や犯人の追跡はせず、立ち去った後に警察へ通報する。

2026年8月時点で、外務省はグアムについて危険情報(レベル1〜4)を発出していない。

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緊急時の連絡先

警察・消防・救急のいずれも、緊急時は911に電話する。グアム警察のタモン交番、デデド交番(北部)にも直接連絡できる番号がある。

在ハガッニャ日本国総領事館は、パスポートをなくしたときや事件・事故、自然災害に巻き込まれたときの相談先になる。

  • 警察・消防・救急:911
  • グアム警察 タモン交番:+1-671-649-6330/9526
  • グアム警察 デデド交番(北部):+1-671-632-9808/9811
  • 在ハガッニャ日本国総領事館:+1-671-646-1290/5220

出典

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日本と渡航先の政府機関が公開している情報をもとに、TRAVIO が日本語で要約したものです。公式の案内ではありません。各節の出典を加工して掲載しています。入国の要件や手続きは予告なく変わるため、出発前に必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

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