海外旅行の準備

カナダ旅行の準備

空路の入国にはeTAが要る。大麻の持ち出しと、国土の広さによる時差の違いを確認

まず知っておくこと

ビザ

不要(6か月以内)

観光目的で6か月以内の滞在なら、日本国籍のパスポートでビザなしで入国できる。ただし空路で入国する場合は、別途eTA(電子渡航認証)の取得が必要。

ビザなし滞在

6か月以内

査証免除で入国できる期間の目安。実際に認められる滞在期間は入国審査官の裁量にもよるため、パスポートに押される、または電子的に記録されるスタンプの期限を確認する。

パスポート残存

明確な下限の公表なし

確認できた範囲では、入国時点の残存有効期間について具体的な下限日数を定めた記載は見当たらない。ただしeTAはパスポートの有効期限が来ると同時に失効するため、帰国日までの有効期間に余裕を持たせておく。

渡航認証

eTA(空路のみ)

ビザ免除国のパスポート保持者が空路でカナダに入国・乗り継ぎする場合に必要な電子渡航認証。陸路や海路での入国は対象にならない。手数料はCAD7で払い戻しはされない。有効期間はパスポートの有効期限まで、または発給から最長5年。

通貨

カナダドル(CAD)

100セント=1カナダドル。硬貨には1ドル(ルーニー)と2ドル(トゥーニー)の愛称がある。

時差

日本より12〜16時間遅い(地域による)

国内に6つの標準時があり、太平洋岸(バンクーバーなど)では日本より16時間、中部(トロント・オタワなど)では14時間、大西洋岸では12時間遅れる。ニューファンドランドだけは30分ずれた独自の時間帯を使っている。夏時間を実施する地域では、その期間は差が1時間縮まる。

プラグ・電圧

明確な政府一次情報なし

プラグの形状や電圧についての政府の一次情報は確認できなかった。日本の電化製品はプラグの形状こそ多くが対応するが、対応電圧の表示を必ず確認する。

危険情報

危険情報なし

2026年8月時点で、カナダ全土に外務省の危険情報(レベル1〜4)は出ていない。感染症危険情報も出ていない。

上の表の出典(9 件)を見る

最終確認 2026-08-24

3か月前

パスポートの残存期間

入国時のパスポート残存有効期間について、具体的な下限日数を定めた公式の記載は確認できていない。ただしeTAはパスポートの有効期限が来ると同時に失効し、パスポートを切り替えると新しいeTAの取得が必要になる。

帰国便の変更などで滞在が延びる可能性も考え、有効期間に余裕を持たせて渡航したほうが、現地での延泊にも対応しやすい。

出典

ビザと渡航認証

観光目的で6か月以内の滞在なら、日本国籍のパスポートでビザなしで入国できる。ただし空路でカナダに入国・乗り継ぎする場合は、ビザとは別にeTA(電子渡航認証)の取得が必須になっている。陸路や海路で入国する場合はeTAの対象にならない。

eTAは公式サイトからオンラインで申請する。手数料はCAD7で払い戻しはされず、支払いはクレジットカードなど公式ページに挙げられた方法に限られる。有効期間はパスポートの有効期限まで、または発給から最長5年のいずれか早いほうで、その間は何度でも入国できる。

公式の申請先以外を名乗り、高額な代行手数料を請求するサイトが存在するとされる。申請は公式サイトから直接行い、代行を装うサイトでの申込みや支払いは避ける。

出典

予防接種と健康

入国のために接種が義務づけられているワクチンはない。厚生労働省検疫所は破傷風とB型肝炎の接種を渡航者に勧めており、北部への渡航ではB型肝炎が特に案内されている。

4月中旬から10月にかけては蚊が媒介する西ナイル熱のリスクがあり、虫よけ対策が呼びかけられている。マニトバ・サスカチュワン・アルバータ・ブリティッシュコロンビアなど西部の州ではハンタウイルス肺症候群、東部・中部の州ではダニが媒介するライム病の報告がある。

生ガキなど生ものによる食中毒やノロウイルスのリスクも案内されている。常備薬は使い慣れたものを日本から持参し、処方薬がある場合は英語の処方箋を用意しておくと現地での再処方がしやすい。

出典

  • 厚生労働省検疫所(FORTH)/カナダ(2026-08-24 確認)

1か月前

海外旅行保険

カナダの公的医療保険は州・準州ごとの制度で、加入できるのはその地域の住民に限られる。カナダ移民難民市民権省(IRCC)は、病気やけがで訪問中に医療を受けても、カナダ政府が医療費を負担することはないと明言している。

医療機関にかかった場合の費用は全額自己負担になり、入院や緊急移送が必要になると高額になりやすい。カナダ政府は渡航前に、医療搬送や本国への帰還にかかる費用まで含めてカバーする旅行保険への加入を強く勧めている。

持病がある場合は、保険が持病を補償するかどうかや、健康状態が変わらないことを条件とする「安定条項」の有無を書面で確認しておく。海外の病院はしばしば治療の前に現金での支払いや保険加入の証明を求めるため、保険証券はすぐ提示できるようにしておく。

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通信(eSIM・SIM・Wi-Fi)

カナダでプリペイドSIMやeSIMを契約する際に身分証の提示を義務づける連邦規則は確認できなかった。空港やキャリアの店舗で契約する場合も、日本のような登録義務は基本的にないとみられるが、店舗ごとの運用は異なりうる。

日本の携帯電話会社の海外ローミングプランをそのまま使うか、現地到着後に空港や市中の携帯電話会社でプリペイドSIM・eSIMを購入する方法が一般的。国土が広く、地方では電波が届きにくいエリアもあるため、訪問先に応じて対応バンドやエリアを確認しておく。

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たびレジと在留届

3か月未満の旅行なら「たびレジ」への登録が案内されている。渡航先や日程を登録しておくと、出発前や滞在中に大使館・領事館から現地の安全情報がメールやLINEで届き、事件や事故に巻き込まれた際に支援を受けやすくなる。

一方、3か月以上カナダに滞在する場合は、旅券法第16条にもとづき在留届の提出が義務になる。現地到着の90日前からオンラインで提出でき、氏名や滞在先住所、緊急連絡先などを登録する。

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1週間前

お金と支払い

通貨はカナダドル(CAD)で、補助単位はセント。1ドル硬貨は表面のカイツブリの絵から「ルーニー」、2ドル硬貨は「トゥーニー」という愛称で呼ばれている。

現金や小切手など、合計でCAD10,000相当額以上の通貨・有価証券を持ち込む・持ち出す場合は、国境で申告が必要になる。申告を怠ると、金額に応じて没収や罰金の対象になり得る。

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電源プラグと電圧

プラグの形状や電圧について、政府の一次情報は確認できなかった。持参する電化製品の対応電圧表示(100〜240Vなど)を確認し、対応していない機器には変圧器を用意する。

広い国土のなかで住宅や施設の設備は地域差があるので、変換プラグは複数の形状に対応したものを1つ持っておくと安心。

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気候と服装

国土が東西に広く、地域によって気候が大きく異なる。太平洋岸のバンクーバー周辺は冬でも比較的温暖な一方、内陸や東部の平野部は冬に厳しい寒さになり、氷点下20度を下回ることも珍しくない。

国内には6つの標準時があり、太平洋岸と大西洋岸では日本との時差が4時間ほど変わる。訪問先を複数の都市にまたがって計画する場合は、移動そのものに時間がかかることも踏まえて日程を組む。

冬の防寒着に加え、夏は内陸部で気温が30度を超えることもあるため、訪問時期と地域に応じて服装を調整する必要がある。

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持ち込みと持ち出しの制限

大麻はカナダで合法化されているが、これは国内での使用に限った話で、国外への持ち出しはカナダの連邦法でも犯罪にあたる。カナダの大麻法(Cannabis Act)第11条は、許可なく大麻を輸出入すること、輸出目的で所持することを禁じており、違反すると起訴の場合は最長14年の禁錮、略式起訴でも罰金や禁錮の対象になり得ると定めている。

合法だからといって、日本へ持ち帰ったり、経由地の空港で所持していたりすると、カナダの出国審査や日本の法律の両方で処罰の対象になり得る。「カナダでは合法」という感覚のまま持ち出すことのないよう、滞在中に入手した大麻製品は現地で使い切るか処分しておく。

このほか、48時間以上の滞在後であれば、ワイン1.5リットルまたは蒸留酒1.14リットルまたはビール8.5リットル、たばこ200本または葉巻50本などが免税の目安として案内されている。酒類・たばこはそれぞれ、購入する州・準州が定める年齢(多くは19歳、アルバータ・マニトバ・ケベックは18歳)に達している必要がある。

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現地で

現地の移動

車は右側通行で、日本と車線感覚が逆になる。国土が広いため都市間の移動距離が長く、レンタカーで長距離を移動する場合はガソリンスタンドの間隔や冬季の道路状況も考えておく。

短期の観光客が英語またはフランス語で書かれた自国の運転免許証を使って運転できるかどうかは州・準州ごとに規則が異なる。免許証がそのどちらでもない場合は国際運転免許証か公的な英訳文の携帯が案内されているので、訪れる州・準州の交通当局の案内を出発前に確認する。

出典

マナーとタブー

英語とフランス語がともに公用語で、ケベック州は人口の8割以上がフランス語を第一言語とするなど、州によって使われる言語の比重が大きく異なる。ケベック州以外では英語が第一言語という人が9割以上を占める。

ケベック州、特にモントリオール以外の地域を訪れる場合は、英語だけでは意思疎通が難しい場面もあり得る。簡単なフランス語のあいさつを用意しておくと印象がよくなる。

飲食店や理美容、タクシーなどではチップを渡す習慣が広く根づいている。多民族・多文化の社会で、出身地や宗教に関する踏み込んだ質問は避けたほうがよい。

治安と多い手口

2026年8月時点で、カナダ全土に外務省の危険情報(レベル1〜4)は出ていない。感染症危険情報も出ていない。指定は情勢によって動くので、出発前にもう一度確認する。

大麻は合法化されているが、国外への持ち出しは連邦法上の犯罪で、最長14年の禁錮という重い罰則が定められている。旅行中に入手した製品を空港や国境に持っていかないよう注意する。

空路でのeTA申請をめぐっては、公式サイトを装って高額な代行手数料を請求するサイトの存在が指摘されている。申請は公式サイトから直接行い、代行を名乗るサイトでの支払いは避ける。

出典

緊急時の連絡先

警察・消防・救急のいずれも、緊急時は911に電話する。統計局の資料でも、警察官の出動につながる通報の例として911番への通報が挙げられている。

国土が広いため、ごく一部の遠隔地では911が使えない場合がある。訪問先が主要都市や観光地であれば通常は問題なくつながる。

  • 警察・消防・救急:911

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このページについて

日本と渡航先の政府機関が公開している情報をもとに、TRAVIO が日本語で要約したものです。公式の案内ではありません。各節の出典を加工して掲載しています。入国の要件や手続きは予告なく変わるため、出発前に必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

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